お知らせトップページ > 沖縄協会について > お知らせ 一覧へ戻る12年ぶりの〝摺り漆〟の作業が行われました。2020-06-126月12日の閉館後、沖縄平和祈念像を恒久的に保存するため、平和祈念像の表面に生漆を摺り込む〝摺り漆〟の作業が行われました。この作業は2018年6月に続き3回目の実施となります。作業を指揮した糸数政次さんは、沖縄平和祈念像の制作にも携わり、毎年恒例(年2回実施)の浄めにも参加してくださっています。10名の漆職人により、約5時間かけ行われた作業によって、茶褐色の深みと艶が増し、完成当時のような美しい姿となりました。まずは頭頂部から漆を塗っていきます。作業は慎重に行われます。続いて、胴体部分の作業です。丁寧に摺り込みます。