堂内のご案内トップページ > 施設の紹介 > 堂内のご案内連作絵画「戦争と平和」 一覧へ戻る第4作 摩文仁の丘 沖縄戦の終焉の地である‟摩文仁の丘”を悲しみの涙で表現した。そそり立つ摩文仁の断崖から身を投じ自らの命を断った県民の行方を赤い点線で表わし、右端には涙を吸って育つといわれている火焔木を配した。その木に忌み嫌われている鳥を二羽描いた。その一羽は戦争を嘲笑うように東から西へ(沖縄では不吉を意味する)飛び立つ。 (300号/昭和55年6月5日寄贈/『パリ50年 卆寿記念 西村計雄 人と作品』〔1999年発行〕より)